伝承行事・社会行事について

伝承行事について

伝承行事について

伝承行事は、世代から世代へ伝えられてきた民族の文化遺産であるといえます。日本の生活文化の持つ良さや楽しさがうすれゆくこの時代だからこそ、その由来や意味を知り、しっかりと子どもたちに伝えていきたいと思います。

もちつきの由来

もちは「望」を意味するという説があり、物事が満ち足りたことを表します。正月、神仏にもち(鏡もち)を供えて、家族みんなが、不幸なことがなく、希望がかなえられるようにと願うのが習わしでした。

社会行事について

社会行事について

社会行事は、季節や生活の伝承とは関係なく社会生活に必要な事柄を、特に集中的に意識化するための行事です。それらの行事に参加したり、見たりすることで、社会行事の意味を知り、周囲への感謝の気持ちを育んでいます。

山笠

毎年、夏になるとしめこみ姿にねじりハチマキで山笠に参加します。「わっしょい!」の掛け声と共にみんなで力を合わせて大きな山車を引いて歩きます。とても迫力のあるお祭りです。

周囲の人とのコミュニケーション

周囲の人とのコミュニケーション

行事を行うためのならわしやしきたりなどを、祖父母や地域の人から教わるきっかけとしてコミュニケーションをとる機会にすることで、周囲の人との交流を図るきっかけをつくることができます。また、その行事の意味を教えてあげながら一緒に楽しみましょう。例えば「もちつきは日本の伝統文化なんだよ」というだけでなく、そもそもなぜ餅をつくのかを教えてあげてください。きっと家族の絆がより深まりますよ。